2017年12月13日水曜日

もう恋はできない?

先日、友人のおさそいで
ちょっとした飲み会に参加しました。
友人はわたしより5歳年下で、彼氏募集中。
大学時代の先輩に男性を紹介してもらうから、
いっしょにどう? というおさそいでした。

わたしだって、いつでも彼氏募集中。
ですから最初は、「行く行くー!」と浮かれていたものの、
友人の大学時代の先輩は既婚者と聞き、がっかり。
だって、独身男性ひとりに、独身女性がふたり、って
付き添い感がすさまじくないですか。

しかも、「もうひとり女の子つれてきてよ」と言われた、
って聞いたら、気が引けちゃって。
だって、わたしったらもう、42歳です。
女の子じゃあ、ありませんもの。

それでも友人が、
「年上の友だちでもいいって言ってた」
とか、
「ついてきてお願い〜。なにかご馳走するから」
と必死なので、ならば、まぁ、行ってみるか、
もしかしたら、わたしのほうが気が合っちゃうかもしれないし、
と夜の20時半、待ち合わせ場所に行きました。

で、ですね、いいひとたちだったんです。
友人の先輩も、ご紹介いただいた男性も。
友人は同業ということで話も合ったようですし。

でもね、わたし、思っちゃったんです。
30代後半の男性からすると、42歳のわたしって、
対象外なんだろうなぁ、って。
こういういい感じの男性は、
きっと20代後半のかわい子ちゃんを
じきに見つけて、結婚するのよね、
子どもがたくさんほしいとか言ってるし、と。

ちょっと前まで、自分を男性からしたら対象外の女性、
なんて、思うことはなかったのに。
多くお支払いくださった男性たちに対して、
なんだか、申し訳ないなぁ、
こんなに年上のわたしが来ちゃって、とまで!

若いことがいいこと、といった価値観や
子どもがいないことに「引け目」を感じさせるような社会への抵抗もあって、
そんなことで、自分の価値を自分で低く見積もるようなことは
いやだったのに。
そうしなくていいように、がんばって生きてきたような気もするのに。

そうそう、友人とつくっているリトルプレス
ucaucaの2号目は、エイジング問題を取りあげて、
鋭意編集中です。

せっかく年上の素敵な女性に、元気になるお話を聞いたのに
自分で自分を下げてちゃあ、いけませんね。

ひさびさの飲み会で、
自分のこころの奥底深くに潜む
偏見や先入観に気づいちゃったわたし。
少し気合いを入れ直して、
いまのわたしのまま、だれの前でも、どんなときも、
のびのびと堂々と、生きていこう。
だって、これじゃあ、おいそれと、
だれかいいひといたら、紹介して、って言えなくなっちゃうし、
それじゃあ、もう恋ができなくなっちゃいますもの!
人生をともに歩むパートナーと出会いたい、は
ここ数年、新年の目標です。

美味しいものとお猫様がいれば、満足だけれど
そろそろ自分ひとりにかまけて生きるのも
むなしくなってきました……。来年こそっ!