2017年12月13日水曜日

もう恋はできない?

先日、友人のおさそいで
ちょっとした飲み会に参加しました。
友人はわたしより5歳年下で、彼氏募集中。
大学時代の先輩に男性を紹介してもらうから、
いっしょにどう? というおさそいでした。

わたしだって、いつでも彼氏募集中。
ですから最初は、「行く行くー!」と浮かれていたものの、
友人の大学時代の先輩は既婚者と聞き、がっかり。
だって、独身男性ひとりに、独身女性がふたり、って
付き添い感がすさまじくないですか。

しかも、「もうひとり女の子つれてきてよ」と言われた、
って聞いたら、気が引けちゃって。
だって、わたしったらもう、42歳です。
女の子じゃあ、ありませんもの。

それでも友人が、
「年上の友だちでもいいって言ってた」
とか、
「ついてきてお願い〜。なにかご馳走するから」
と必死なので、ならば、まぁ、行ってみるか、
もしかしたら、わたしのほうが気が合っちゃうかもしれないし、
と夜の20時半、待ち合わせ場所に行きました。

で、ですね、いいひとたちだったんです。
友人の先輩も、ご紹介いただいた男性も。
友人は同業ということで話も合ったようですし。

でもね、わたし、思っちゃったんです。
30代後半の男性からすると、42歳のわたしって、
対象外なんだろうなぁ、って。
こういういい感じの男性は、
きっと20代後半のかわい子ちゃんを
じきに見つけて、結婚するのよね、
子どもがたくさんほしいとか言ってるし、と。

ちょっと前まで、自分を男性からしたら対象外の女性、
なんて、思うことはなかったのに。
多くお支払いくださった男性たちに対して、
なんだか、申し訳ないなぁ、
こんなに年上のわたしが来ちゃって、とまで!

若いことがいいこと、といった価値観や
子どもがいないことに「引け目」を感じさせるような社会への抵抗もあって、
そんなことで、自分の価値を自分で低く見積もるようなことは
いやだったのに。
そうしなくていいように、がんばって生きてきたような気もするのに。

そうそう、友人とつくっているリトルプレス
ucaucaの2号目は、エイジング問題を取りあげて、
鋭意編集中です。

せっかく年上の素敵な女性に、元気になるお話を聞いたのに
自分で自分を下げてちゃあ、いけませんね。

ひさびさの飲み会で、
自分のこころの奥底深くに潜む
偏見や先入観に気づいちゃったわたし。
少し気合いを入れ直して、
いまのわたしのまま、だれの前でも、どんなときも、
のびのびと堂々と、生きていこう。
だって、これじゃあ、おいそれと、
だれかいいひといたら、紹介して、って言えなくなっちゃうし、
それじゃあ、もう恋ができなくなっちゃいますもの!
人生をともに歩むパートナーと出会いたい、は
ここ数年、新年の目標です。

美味しいものとお猫様がいれば、満足だけれど
そろそろ自分ひとりにかまけて生きるのも
むなしくなってきました……。来年こそっ!






2017年11月26日日曜日

コウノドリ公式ガイドブック!

ライターとして関わらせていただいた
コウノドリ公式ガイドブックが発売になりました!

メインキャストのみなさん
(綾野剛さん、星野源さん、大森南朋さん、坂口健太郎さん、清塚信也さん)ほか
監督さんやプロデューサーさん、監修のお医者さんにも
インタビューさせていただき、ますますこのドラマの
ファンになってしまいました(笑)。

ドラマも佳境をむかえていますが、
みなさん、ご覧になられていますか。
妊娠・出産は男性も含めた社会の問題であり、
さまざまな悩みを抱えながら生きていく
お医者さんにも患者さんにも、感情移入しまくりです。

とくに独身、子無しで婦人科系の疾患もある
わたくしとしましては、小松先生の回は号泣。。。

観たひとたちがそれぞれの立場でいろいろなことを考えるきっかけになる
とてもすばらしいドラマなので、
まだご覧になられていない方は、ぜひご覧になってくださいね。
そして公式ガイドブックも、ぜひお手にとってご覧ください〜。

わがやのお猫さまも興味津々。写真が満載の豪華ガイドブックです。

2017年11月24日金曜日

薄毛改善!?

あまりにも久しぶりなのに
薄毛の話で恐縮です。

わたしは子どものころから髪が硬くて多いのですが
一箇所だけ、どうしても毛の薄いところがありました。
前髪の生え際の両はし、といってわかりますかね?
剃り込みみたいに、ひたいがMの字は大げさですが
四角くなるくらい、薄毛だったんです。
産毛がちっとも伸びず、濃くならず、生えず。

ところが! 最近、前髪が!!
あの伸びなかった産毛が伸びた! と気づいてびっくり。

これ、ぜったいシャンプーをやめたおかげだと思うんです。
シャンプーをやめて石鹸で髪を洗うようにどのくらい経つだろう?
2年くらいでしょうか。
それしか、理由が思い浮かびません。

真四角だったひたいが、丸くなって、
前髪をあげたときのひたいを好きになりました。ふふふ。

薄毛に悩む方、女性でも最近多いみたいですね。
石鹸、おすすめです!
ちなみに、わたしはなんでもない、純石鹸を使っています。

2017年9月14日木曜日

おへその話

このあいだチネイザンのレッスンを受けたときに
興味深いことを聞きました。
チネイザンでは、最初に労宮という
手のひらのまんなかをおへそに置き、
それからおへそ周りをマッサージします。

おへそって、卵子と精子が出会って、受精卵となり
ヒトができる過程で、最初にできる部分なんですって。
へその緒でおかあさんとつながっていることからも
ちょっと納得。
だから、まぁ、おへそをとても大事にしている、
という話だったのだけれど、
これを聞いてはっとしました。

みなさんは、自分のおへそ、好きですか?
わたしは子どものころ、雷が鳴ると
雷様にとってもらうために
お腹を出して寝るくらい、自分のおへそが好きではありませんでした。
理由は、でべそだから。

健康診断のとき、わたしが子どものころは
パンツ一丁で並ばされましたから、
おへそには絆創膏を貼って、カモフラージュ。

大きくなってからも、
着替えや温泉旅行などでバレないように、こそこそ。
海へ行っても、ビキニを着ることはありませんでした。

そんなわたしが、あまりおへそを気にしなくなったのは
はじめての恋の相手が、わたしのおへそがでべそでも
気にしなかったから。
けっきょく、別の道を歩むことになりましたけれど、
彼には、その点、感謝しているんです。
だって、コンプレックスを解消してくれたんですもの。

それでも、初対面のひとには
あまり見られたくない、という思いもあります。
でねでね、最初にできた大切な部分なのに、
好きじゃないって、どういうこと?
自分完全否定じゃないの! 
と気づいたわけです。

まぁ、だれかれかまわず、見せる必要もないけれど、
嫌い嫌い、あぁ、いやだ、
雷さま、とってくれ!
なんて思っていたことは、反省……。

自分を大切に、とか、
自分を好きに、とか言う前に
へそを好きになれ、ってことですよ。
それからは、思い出したときに
おへそさん、ありがとうね。
きみのおかげで、おかあさんのお腹のなかで栄養ももらえたよ、
なんて、ちょっと心の中で言ってみたりしています。

いままでも自分のこと、
比較的好き、くらいで、嫌いではなかったけれど
おへそありがとう効果で、
もしかしてもしかして、
すっごく自分を好きになっちゃうんじゃないの、
なんて思ったりしています。

2017年9月8日金曜日

クリスタルボウルでサウンドヒーリング

先日の満月の夜に、チネイザンのセルフケアの復習会がありました。
セルフケアを教えてくれた先生と、いっしょに学んだメンバーで復習する会です。

そのときに、クリスタルボウルを奏でる方も参加されていて、
五臓の音を奏でてもらいながら、五臓の瞑想、というスペシャルな経験が!

クリスタルボウルの音色は、はじめて聴きましたが、
力強い音なんですねぇ。
ごぉんという低い音から、カーンという高い音まで幅広い音色で、
ものすごくよく響き、いつまでも共鳴しながら、
振動まで感じることができるんです。
なので、CDなどよりも、やはり実際に経験したほうが
ヒーリング効果も高いのだとか。

1時間で8時間睡眠をとったくらいリラックス効果があるそう。
たしかにいびきをかいている方もいらっしゃいましたが(笑)、
わたしはものすごく冴え冴えとして、五感が研ぎすまされたような気がしました。

そして翌日……満月のデトックスも手伝ってか、
まぁ、むくみがひどいこと。
2日経っても、目がまだはれています!

五臓の瞑想は、正直、やっていてもわかりづらいし、さぼっているのですが、
クリスタルボウルに浸る時間は、また経験してみたいな、と思いました。

2017年9月1日金曜日

ぬか床がいい感じ!

畑をはじめたことをきっかけに、
それまで近所のお米屋さんで購入していた
ぬか漬けを、ぬか床から仕込んではじめました。

5月くらいからはじめて、
できた野菜をどんどんぬか床に。

ある日の収穫。お猫さまも興味津々。





















じつは、これまでもぬか床にチャレンジしたことはあったのですが、
毎年、かき混ぜるのを怠ったり、
あるいは、やっぱりなじみのお米屋さんで購入したほうが
美味しかったりして、続きませんでした。

ところが! 今年は野菜がつぎつぎと入るからか、
続いています。
それどころか、ぬか床の香りが、いままでと違う!
いままでは、母が生前つくっていたぬか床と同じような、
酸味の強いにおいがしていました。
手の常在菌が同じだからか? なんて勝手に思っていたのですが
今年はね、ヨーグルトみたいないい香りなんです。
やわらかい酸味。
味も、マイルドでおいしい。

いままでとの違いは、はっきり言って野菜だけ。
アナスタシアの本で、種を口にふくんでから
植えると、そのひとに必要な栄養素を備えた野菜ができる、
みたいなことが書いてありました。
そこまでやってはいないけれど、
やっぱり自分で植えた種や苗から育った野菜たちは、
わたしに必要なようにできていて、
ぬか床、つまり乳酸菌の状態もいい具合になって、
こんなに美味しくて、香りもいいのかしら、なんて思ったり。

たまにまぜるのを怠っても、いい感じにすぐに復活。

冬のあいだ、冷凍庫に入れるか、
それともこのまま続けるか迷い中ですが、
採りたて野菜を放り込んでおけば、1品できてしまうぬか床には
感謝、感謝です。
ある日のぬか漬け。ナスの色が悪いのはご愛嬌(笑)。

2017年8月28日月曜日

チネイザンで腸活

チネイザンって、知っていますか。
「氣内臓」と書くのですが、
内臓にやさしくタッチして、
本来もっている機能を高めていく、
といった健康法です。

もともと仕事で取材したことをきっかけに
セルフケアとして、
ここふた月ほど、とりいれています。

大腸などは、おなかをさわると
ごろっと手にふれます。
やると、翌朝、すっきり快腸!

そしてここひと月ほどで、少し変化が。
規則正しい生活が送れるようになっていること、
おなかがいっぱい、という一歩手前で食事を終えられること、
気持ちが食べたいものと、からだが食べたいものの、
違いに気づけるようになってきたこと!

こころとからだって、つながっているとよく言いますよね。
このまま続けることで、からだが整い、こころも整って
自分の「ほんとう」に気づけて、
夢中になって生きられるようになりそうな予感が(笑)。

いままで取材を通じて、
さまざまなセルフケアをしてきましたが、
「快腸」ひとつとっても、
変化(効果?)がわかりやすかったので
気になる方は、ぜひお試しを!

執筆を担当しましたこちらの取材で、
チネイザンを初体験いたしました。
セルフケアの方法も掲載していますので
ぜひご覧くださいね!




2017年8月22日火曜日

ついに白髪染め

わわわっ、あっという間に前回の投稿から
ひと月も経ってしまいました。
ぜんぜん夏を楽しんでいないのに、
もう終わってしまいそうですね。
うちのほうでは、カネタタキがチチチチチッ、と
鳴いています。

さて、このあいだ、とうとう
白髪染めに行きました。
もうこのまま白くなるにまかせるでいいかなぁ、と
思っていたのですが、
どう言ったらいいのでしょう。
髪に白髪を見つけるたびに、
なんだか、あーあ、と思うわけです。
そんなふうに思うのも、
白髪があると老けて見えるという
思い込みや、若いほうが魅力的なんじゃないか、という
価値観の刷り込み。
と思っても、やっぱり、ちょっと、こう
キタナク感じるの。

そんなふうに、鏡を見るたびに
がっかりするのならば、
染めよう、
そう思って、染めてきましたです。

生え際は白髪はないので、
ふだんまとめ髪にしている分には
わからないのですが、
浴衣を着るために、分け目をつくりたかったのに、
どこで分けても、白髪! というのが
イヤだったせいもあります。

とは言え、ふつうの白髪染めは
髪にもからだにもよくない!
そこで試したのは、ヘナ染めです。
ヘナという植物で染めるのですが、
ヘナだけですと、オレンジ色になってしまうので
ヘナとインディゴを混ぜて、
美容院で染めてもらいました。

ヘナは、女性のからだにとてもいい働きがあるとも
言われています。
デトックスや子宮にもいいらしい。
その効果は1回ぽっちではまだわかりませんが、
髪はね、とてもさらさらになりました。
トリートメント効果が高いと聞いてはいましたが
想像以上!
ふだん石けんだけで洗っているので
ちょっとごわついていましたが、
さらっさらです。

染めた感じも
ナチュラルで、回数を重ねるごとに
どんどん色が入っていくみたいです。

ヘナはオーガニックのものなど販売されていて
自分でも染められますが、
時間を置かないといけないことや(1時間半!)
長い髪だと、周りや服が汚れるのも気になるので
美容院のほうがラク。

まずはひと月に1回を3回くらい、
ためしてみようと思います。
からだにいい変化があったら、またご報告しますね!

2017年7月28日金曜日

畑と恋と絵本のはなし

わたしが借りている畑は、シェア畑といって
広い土地を区切り、何人ものひとが借りています。

つくっている野菜は、きゅうり、なす、トマト、
とうもろこし、枝豆、空心菜、それから香菜とバジル。

となりで畑を借りている、ちょっと年上の女性と仲良くなって、
「きゅうりばかりがたくさんできて、
大好きなトマトやなすは、ちっともできないんです〜」と話すと、
「いいなぁ! うちはトマトばっかり。
きゅうりはいくらあってもいいのに、ちっともできないわよ」と。

じゃあ、交換しましょう、と畑で会うたび物々交換しているのですが、
お互い、好きな野菜ができずに、たいして好きじゃない野菜ができちゃうなんて、
隣同士なのに、おかしいですね、と笑い合ったあと、彼女がひとこと
「愛しすぎると、うまくいかないんだよねぇ」と。

あら、そんな経験、かつてしたような(笑)。

そして思い出したのが、この絵本です。


 『わたしとあそんで』
動物たちに、わたしとあそんで、と女の子が声をかけると
みんな、さっと逃げてしまうのに、
女の子がひとりであそんでいると、つぎからつぎへと、
寄って来て、あそんでくれる……そんな内容です。

畑も動物も、それから恋も?
自然が相手のときは、大好きだからとかまいすぎず、大事にしすぎず、
でもきちんと目を向けること、それが成功の秘訣なのかもしれません。


わたしのとうもろこしの葉にくっついていた
セミの抜け殻。こんなところで、と思うと
その一生懸命さに、じーんとしてしまうのです。

2017年7月21日金曜日

フランスへ行くと必ず買うもの

20代半ば、2回目のフランス旅行で出会った
パリ在住の日本人の方に、お土産にいいよ、と教わって以来、
フランスへ行くたびに必ず買ってくるのが、こちら。
パピエダルメニー。

一枚ずつ切り取り線で切り取り、蛇腹に折って使います。
















紙のお香で、甘い香りがします。
病院でも使われていたというくらい、
抗菌作用にすぐれ、雨の日とか、
室内がもわっとするときや、
猫のトイレのそばで匂い消しとしても使っている
我が家の必需品です。

15年前は薬局で1ユーロくらいで売られていたので
たくさん買ってお土産にしたり、
自宅でも毎日のように使っていましたが、
いまはおしゃれなお店で3ユーロ近くします!
なので、自宅でちびちびと大切に使っています。

いまはちょっとしたおしゃれ雑貨店で
500円くらいで売られているので、
手軽に抗菌&お香をたのしみたい方は、
ぜひ一度おためしくださいね。



2017年7月10日月曜日

雄猫って、たいへん!?

我が家には、雌猫と雄猫が1匹ずついます。
今年の6月で3歳になりました。
ミグノンという保護団体から譲り受け、2年半。

この間、雄猫ばかりが病院通いをしています。

1回目は、フードについてきたサンプルのおやつ煮干しをあげたとき。
雌猫は目もくれず、雄猫はがつがつと食べて翌日血便……。
びっくりして病院に連れて行ったら、
食物アレルギーではないか、と。
煮干し、品質が悪いものだったのでしょうね。
雌猫の野性の勘にひきかえ、雄猫ったら。

2回目は、ブラッシングで抜けた毛を丸めてつくったボールで
遊ぶ途中、興奮したのかなんなのか、
突如、飲み込んでしまいました……。
このときも慌てて病院に連れて行きましたが、
毛だけならば、問題ないということで、検査もなく帰宅。。。

そしてきょう、あごの下に皮膚炎らしきただれを発見し、
暑いなか、病院へ連れて行きました。

前回までは病院へ行くキャリーへすんなり入ってくれたのに、
今回は難航。
病院へ行く途中も、ずっと鳴いていましたが、
病院へついたら、すぅーっとおとなしくなり、
先生からも、かわいいねぇ、とほめてもらいながら、検査したところ、
悪い菌とか虫とかのせいではなく、
なんとかという症状で、猫にはよくあるようです。

そして消毒液と塗り薬を処方されて帰宅。
エリザベスカラーもつけて、と言われましたが
つけた途端、めまいが起きたように
ふらりと倒れてかかり、異様な行動をとったので
すぐにはずしました。
きっと薬でよくなると思うのですが、
こう見てみると、わたしが大げさなのでしょうか。
でも心配なのに放っておけないですしね。

病院では、老犬、老猫のもう治らない症状で
先生に相談しているひとたちもいて、
ああいう日もくることを覚悟しつつ。
それまでは、どうか元気でいてほしい、と思ったのでした。

病院へ行くよ、と声をかけたら、お返事したときの顔。
後ろにちら写りしているのが、賢い雌猫です。



2017年7月3日月曜日

わたしの持ち物はわたしに感謝してくれる?

もともと絵本の社員編集者だったので、
毎月何十冊と読んでいたけれど、
絵本って子どもに大切なことを教えるだけあって、
大人が読んでも、はっとさせられることが多い。

今回ご紹介したいのは、
『アイヌのむかしばなし ひまなこなべ』(あすなろ書房)

以下、内容紹介です。

アイヌでは万物に神が宿ると考えられ、中でもクマは特別な存在。
肉や毛皮をもたらしてくれるお礼に、感謝の気持ちをこめてにぎやかな宴を開きます。
そんなすばらしい宴の場で、クマの神は、踊りの上手な不思議な若者に出会うのですが、その若者は実は、「こなべ」(小さい鍋)の神だったのです。
クマの神は、その踊りを見たいがゆえに、何度も何度もアイヌにしとめられます。
あまり知られていないアイヌの昔話ですが、
万物を大切にするアイヌの思いがよく描かれている美しい絵本です。
(amazonより)

この小鍋の神さまは、この家で毎日とても大切にされていて、
大宴会では大きな鍋が使われ、自分の出番はないから、
こうしてヒトの姿になって、踊りをおどり、
家のひとたちに感謝の気持ちをあらわしているのだと、クマの神様に話すんですね。

それでね、考えたんです。
わたしは自分の持ち物が、わたしの感謝したいと思うくらい
大切にしているかしら、って。

長いこと使っている持ち物はあるし、お気に入りもある。
でもそれと、大切にしている、は別。
きちんと手入れをして、ありがとうの気持ちを持って

わたしはモノに向き合えているかしら?

これって、モノに限らず、部屋もそう。
すみずみまできれいに掃除したり、必要があれば修繕したり。

それができないということは、
モノも環境も、あるいはひととの関係も、
身の竹に合っていないということなのかしら、と思ったり。
お風呂掃除もまともにできないなら、
お風呂のある家じゃなくて、ない家に住んで
銭湯通いしなさいよ、みたいな(笑)。

万物に神が宿る、というのは、ほんとうにそのとおりだと思う。

見返りを期待するわけじゃないけれど、
感謝してもらえるくらい、身の回りのすべてを大切にしたいと
あらためて気づかせてくれる
素晴らしい絵本なのでした。

2017年6月28日水曜日

きゅうり地獄

畑がね、大盛況なんです。
このあいだは、サンチュ、ラディッシュ、ナス、きゅうりが!

ラディッシュは葉が虫食いだらけ。





















ラディッシュは芽が出たあとに
間引くという作業を行わなかったため、
ひとつひとつの成長が悪く、
ラディッシュはきちんと丸く実ったものは数個。
それから葉が虫食いだらけ。
でも自分でつくった野菜だと思うと
捨てる気にはなれず、
とりあえずブロス用にとってあります。

そしてサンチュ!
収穫のときに、まぁ、出てくること、出てくること。
なにがって、ナメクジですよ!
うぉ〜、きゃあ、もう、なんて言いながら
ナメクジさんをつまんでは、あっちへぽい。
殺虫剤を使わない以上、
仕方ないんですよね。
そして殺すのもかわいそうですから。
でもけっこうスピーディに動いていましたから、
また行くときには、わたしのサンチュにとりついているかもしれません。。。

ナスは、ひとつきりでしたが、
美味しかったですぅ。
採りたて、サイコー!
みずみずしいって、味にも違いが出るんですね。

あとはね、きゅうりですよ。
どんどんどんどんできる。
毎日1本ずつ食べているのですが、
減らない。
これからピクルスでもつくって、
友人、知人にばらまこうかと思っています。
きゅうりは、からだを冷ます働きがあり、
95%以上水分なだけあって、
夏の水分補給には、最適。
梅雨時はからだが湿気にやられますが、
水分代謝もよくしてくれるので、
むくみやすいときなんかにも、食べるといいんです。
でもそのせいか、
ゆうべは、23時に寝て、11時に起きるまでのあいだに
(12時間も寝ていたのね……)
3回もお手洗いに起きてしまいました。
トイレが近くなりすぎ〜。

とにかく、これから週に2回程度は
収穫に行く日々が続きます。
どんどん新しいレシピにチャレンジしながら、
野菜を消費したいと思いますので、
美味しい野菜レシピ、とくにきゅうりレシピがありましたら
教えてください〜。

2017年6月24日土曜日

6月は季節の仕事で大忙し

6月は山椒にはじまり、
らっきょう、
梅、と季節の保存食がつぎつぎとやってきて
大忙しですよね。

山椒なんて、いちいち枝から実を外すのが面倒だし、
らっきょうは皮むきが面倒、
梅は漬けるだけでいいけれど、しそ漬けにしようと思うと
やっぱり面倒。。。

と面倒なことばかり。

それなのに、毎年6月がやってくると
ついつい手に取り、せっせと作ってしまいます。

試行錯誤した結果、山椒はしっかりとアク抜きして
ピリ辛すぎないつぎの作り方にたどりつきました。

枝からいちいち実を外すのが面倒。。。





















まずは一晩たっぷりの水に漬けて、
海水程度の塩水を湧かして4〜5分ゆでて
アクが出てきたところで流水で洗い、
もう一度海水程度の塩水を湧かして
15分ほどゆでます。
味見して、ピリリッ、がちょうどよかったら
ザルにあけて、小分けして冷凍。

ちりめん山椒にしたり、
冷や奴の薬味にしたり、
煮魚の隠し味や、ぬか漬けにも。

らっきょうは、これまた面倒な皮むきがあり
1kg買っても、賞味700gほどになってしまいますが
かりぽりと、箸休めにね。
しょうゆ漬けも、味噌づけも美味しいですが、
わたしは血液が滞るお血を改善する目的で、
効果をダブルで狙える甘酢漬けにしています。

むいてもむいても皮ばかり。





















黒酢150ml
水100ml
砂糖100g
唐辛子1本

甘味はほんとうはハチミツのほうが
血糖値も急激にあげず、ショ糖も含まれないから
悪玉菌のえさにもならずにいいのですが、
高価ですからね。ちょっともったいない。
なのでてん菜糖で。
酢は米酢ならばいいのでしょうが、
黒酢のほうがアミノ酸が豊富です。

ひと月くらいでできあがるかな。

歯ごたえを楽しみたかったのに
今年は事前の塩漬けをやりすぎて、
ちょっとしんなりに。。。

梅は塩分18%と、しっかりと
しょっぱい梅干しです。
有機栽培の梅を購入していますが、
ほんとうは庭に梅の木がほしいっ!
そしてその梅から、実をもいで
梅干しをつくりたい!
でもね、まずは庭からです(笑)。
庭のある家に住みたいなぁ。
そんな目標もかかげたくなる6月の終わりなのでした。

いつか自分の家の庭になる梅の実で!





















2017年も、あと半分なんて
驚いちゃいますね!
しっかりと充実した時間を過ごしたいものです。

2017年6月20日火曜日

おばあちゃん(92歳)もはじめてだって。

畑がですね、ぞくぞくと実りつつあります。
きょうは10ぶりだったので、
きゅうりがばかみたいに大きくなっていて!
真ん中がふつうくらいの大きさ。






















水やりしていて、なんか赤いの見えるぞ、と思ったら
ハツカダイコン! いまふうに言うと、ラディッシュですね。

見えますか。赤いの。あと数日で収穫の予感。





















それからナスも。

花びらがついてる! これもあと3日くらいで収穫か。





















帰宅後、すぐにまずは梅と手前味噌で梅&味噌きゅう。
写真なし、すみません。

おばあちゃんに持って行ってあげたら、
「みずみずしいね! こんなのはじめて」
と92歳にして、初体験。
彼女は子どものころから都会のお嬢様育ちなので
採れたての野菜なんて、食べたことがなかったみたいです。

何度も何度も、
「こういうのは、畑をやっていないと食べられないね」と
喜んでくれて、うれしかったな。

さて、まだまだこれから収穫が続きますから、
おばあちゃん孝行もかねて、
畑仕事をたのしみますかね。

ポテトサラダ、きゅうりとしらすの甘酢和え、
ササミときゅうりの黒ごまナムル。
けっこうつくったけれど、これでようやく
上の写真のいちばん大きいのを1本消費できただけ……。
左下すみは、お猫様です。ササミを狙っとります。

2017年6月15日木曜日

蚊には、菊花せんこう

この季節、網戸のないわがやでは、
虫に悩まされます。
基本的には、お猫さまたちが退治してくれるのですが
なぜか、退治されないのが、「蚊」なんです。
ゆらゆらした動きが猫たちの目を欺くのか、
気がつくと、わたしのからだには
かゆみが走り、少し時間がたつとぷっくりと腫れてきます。
だいたい、1蚊につき、3〜4刺されといった具合で、
からだじゅう、虫刺され跡だらけ……。

ちっさい虫を見つめる猫。食べちゃう前に捕捉!





















なのでかかせないのが、蚊取り線香!
でもお猫さまたちのためにも、
わたし自身のためにも、殺虫成分はなるべく避けたい。
そこで使っているのが、菊花せんこうです。
農薬を使わず、除虫菊という植物でつくった虫除け線香で、
殺さずに、よせつけないようにするだけなので、
ペットだけでなく、あかちゃんがいるおうちにもおすすめですよ。

難なのは、そこらへんのスーパーやドラッグストアでは売っていないので
切らしてしまったときに、蚊の攻撃を避けられないこと。

いまもちょうど切れていて、
わたしばっかり蚊にさされて、かゆい思いをしています。


2017年6月11日日曜日

きゅうりができた!

5月からはじめた畑。
きゅうりのあかちゃん。





















きっかけは、土地のものを食べることが
腸内細菌にとっていちばん、と言われたことで、
とはいえ、いままで畑なんてしたことがないし、
ということで、シェア農園という、
スタッフさんがいてくれて、
行かれない日には畑の面倒を見てくれたり、
行けば、アドバイスをしてくれたり、という
甘やかされた環境ではありますが、
ついに! 初収穫。

下のほうが細いのは、水が足りなかったのだとか。





















いやぁ、うれしかったです。
切ると、きゅうりのつるから、おつゆがじわっと出て来て、
さわったら、ただの水かと思いきや、
ちょっとぺちょっとしていてびっくり。
植物です!

そして初収穫したきゅうりは
自分でつくった味噌につけて、味噌キューで食べました。
手前味噌に、自分で育てたきゅうり、
これって都会にいると、けっこうぜいたくなこと。

あかちゃんきゅうりから、大人きゅうりまでは
1週間足らず。
これから暑くなるにつれて、トマトもナスも
どんどんできるはず。
どうやって食べ切ろうか、いまからわくわくです。

飾り切りしてみました。味はね、ふつうです(笑)。





















******************
ウェブショップもup中です。
フランス買い付け日記と合わせて、ぜひご覧ください!
http://krnw-rtw.ocnk.net

ペイントの状態もよい、オランダ、デルフトの骨董市で見つけたブローチ。

2017年6月7日水曜日

わたしの菌活

腸内フローラのために、
乳酸菌をいっしょうけんめい摂ってるひと、
きっといますよね!

わたしは胃腸が弱くて
すぐにおなかを壊すので、
できるだけ発酵食品を毎日摂るようにしたいなぁ、と
思いながらも、なかなかできず。

そんななかで、おすすめのものを見つけたので
ご紹介します。

まずは
寺田本家さんという、酒造メーカーの
マイグルト。

お米の乳酸菌で麹を発酵させた乳酸菌飲料で、
甘酒よりもさっぱりとした飲み心地で、
ほどよい酸味があるので、
蒸し暑い日に、冷やして飲むと美味しいです。
わたしには量が多いので、
1瓶を2日に分けて飲んでいます。

それからマルサンの豆乳グルト。

ヨーグルトとちがい、植物性の乳酸菌なので
悪玉菌のえさになりにくいですし、
消化もヨーグルトよりわたしの腸にはいいみたい。
酸味よりも、豆乳独特の風味が勝っている感じで
わたしは甘い手作りジャムといっしょに食べています。

発酵食品って、味噌に納豆、ぬか漬けと、
いろいろあるけれど、けっこう飽きますからね。
手軽に摂れて美味しいもの、
あれこれ探したいと思います。

***************

クラヌーラトゥーのサイトでは、
新商品を続々アップ中です。

本ブログの買い付け日記と合わせて、
ぜひ見てみてくださいね!

マルカジットがきらきらと輝くアンティークブローチほか。

2017年5月31日水曜日

体型のこと

わたしは子どもの頃からやせていて、
色黒で細いから、おばあちゃんには「ごぼう」って言われるくらいだった。

中学1年生になったころ、
ちょっとだけ、それまでよりもふっくらしたことがあって、
というか、いま思えば、ほんの少し胸がふくらんだりさ、
子どもから少女に成長する変わり目だっただけなのだけれど、
そのときに1回だけダイエットしようとしたことがありました。

サラダしか食べない宣言をして、
それなのにおかあさんがつくってくれたサラダはニース風サラダ。

こんなんじゃあ、やせないよ。
わたしが言ってるサラダは、レタスとキュウリみたいなやつだよ。
と抗議したものの、
翌日出てきたのは、ポテトサラダ。

だからっ、わたしはやせたいんだよ、と強く主張して、
でもおかあさんは、そんなんじゃあ、栄養失調になっちゃうよ、と
困ったように言って、
翌日は、ほうれんそうにカリカリベーコンが乗ったサラダだった。

あぁ、こりゃあ、おかあさんにわたしが思うようなサラダをつくってもらうことは
無理だな、と3日でダイエットをあきらめたのでした。

それからすぐにしゅっと細くなって、
高校生のころは1日6食食べていたし、
大学生のころなんて、男子並みに食べていたのに、
ちっとも太りませんでした。
まぁ、聞くひとが聞いたら、嫌われそうです。。。

でね、そのあいだ、ずーっと言われていました。
20歳をすぎたら、食べれば太るようになる、
そして20歳を過ぎると、30歳を過ぎたら太るよ……。

それでもまぁ、ずっとほっそりしていてですね、
とうとう来ましたですよ。食べれば太る時期が。
と言うより、食べなくても太る時期が!
40歳を過ぎて。
服用中の薬の副作用もあるのかもしれません。
でもまぁ、中年になったからでしょうな。

いまはね、お腹はぽっこりしているし、
腕も、ぽよっとしています。
ちょっと下を向くと、あごが二重になる。

いままでずーっとやせていて、
太りたい、とか言いながら、ほんとうのところは
やせている自分が自分だと思っていたと思うのです。
きゅっとしゅっとしてる自分が自分らしい、みたいな。

だからやせていない自分なんて、見たくない、と
こころの奥のほうで思っていた気がするの。
ところが、です。

ある日、ふと鏡を見て思いました。
ちょっとふっくらした自分、
けっこう好きかも。
太もものあいだも昔みたいに空間がないのに、
その感じがいい感じ。

そういうことって、ほかにもありそうですよね。
なったら嫌だな、とちょっと思っていても
実際なってみると、別に嫌じゃない。
むしろ、けっこう好きかも、というようなこと。

おばあちゃんに、
あたし、太っちゃったんだけどさ、
けっこう好きかも、と言いました。
おばあちゃんは、
そうだよ、いまくらいがちょうどいいよ。
それより太る必要はないけどね。
と言いました。

ということは、調子に乗っていまより太ったら、
こりゃあマズイと思わないといけないようです。



2017年5月29日月曜日

おばあちゃんと晩酌

近所で暮らすおばあちゃん(92歳)は、
ここ1年くらいかな、じぶんでごはんで作ることがむずかしくなって、
宅配のお年寄り向けお弁当サービスを利用しています。

塩分濃度への配慮や品目数など
「正しい」食事ではあるけれど、
お料理好きだったおばあちゃんからすれば、
きっとさみしいはず。

なので、季節のもの、
たとえばたけのこごはんとか、そんなものを
作ったときには、せっせとおばあちゃんちに
運んでいるの。

きょうも、そら豆を茹でたので、
おばあちゃんちに「食べる〜?」と持って行ったところ
「食べる、食べる!」との返事。

おばあちゃんにあげて、
「さて、家に帰って、わたしもそら豆をつまみに
ビールでも飲むか」と言ったらば、
「みおちゃん、ひとりで飲むの?
あら、やだ。さみしくないの?」とおばあちゃんから声がかかりました。

「さみしくないよ」
まぁ、だれか一緒に飲むひとがいれば、それに越したことはありませんが、
ひとりなんですもの。

でもきょうはおばあちゃんも気分だったのでしょう。
「わたしも飲もうかな。一緒に飲もうよ」
と言うので、おばあちゃんと一緒に晩酌。
おばあちゃんはノンアルで、わたしはビールで。

おばあちゃんにはキヨちゃんっていうお友だちがいて、
数ヶ月前までキヨちゃんが毎日のようにおばあちゃんちにやってきていました。
でもそのキヨちゃんも、認知症があっという間に進んで
介護施設に入ってしまいました。
キヨちゃんはビールが好きだから、
キヨちゃんのために買っておいたビールがまだ残っていて、
それをふたりで、ね。

おばあちゃんは、
「みおちゃんは、いい顔しているのに(孫バカ)どうしてひとりなんだろう?」
とつくづく言うので、
「性格が悪いんだと思う」と答えたら、
「そうだね」だって!

早く一緒に飲む相手を見つけて、
おばあちゃんを安心させてあげたほうがいいのかもしれないけれど……。

そら豆って茹でるとしわしわになってしまうのって、仕方ないの?

2017年5月23日火曜日

畑、はじめました。



ナチュラルな生活を嗜好していると、行き着く先は、畑です。
オーガニックフードを自分でつくる、というだけでなく、
土に触れるということがもたらす恵みは数知れません。
都会で暮らしていると、人工物に囲まれていますから、
畑仕事はストレス解消になりますし、
あの姿勢もね、骨盤周りを刺激するし、
女性にとっては、いいことづくめなんですよ。
疲れるけど。翌日は筋肉痛だけど。

そして、菌について勉強をはじめてからは、
地元の菌によって育てられた食べ物を食べて、
循環させていくことの大切さを実感し、
地元でシェア畑というのを借りることにしたのでした。

シェア畑は市民農園と違い、
借りるのは少し高いです。
でも、道具はすべて貸してくれることと、
有機肥料しか使ってはいけないこと、
苗も用意してくれますし、
なにより、スタッフの方がいらして
育て方を指導してくれるんですね。
これはありがたい。
はじめてで、ひとりで作業するのですが、
これなら続けられそうです。

きょうでまだ2日目。
前回、トマトときゅうり、ナスの苗を植えて、
きょうは、とうもろこし、枝豆、
バジル、マリーゴールド、香菜
空心菜、サンチュ、二十日大根、ルッコラの種を植えてきました。
暑い中、4時間以上作業したので、もうクタクタ。
帰宅後は、爆睡してしまい、予定が狂いまくりです。

種から芽が出るまでは
3日に1回くらい水やりに畑に行く必要があります。
暑い日が続くのでね、はじめたばかりで早くも
心配ですが(笑)、まぁ、大丈夫でしょう!

畑はじめたよーと友だちにも言いまくり、
収穫を楽しみにしてね、と自分にプレッシャーをかけながら、
楽しみたいと思います。

耕耘機で耕して、土づくりから。






2017年5月16日火曜日

歯磨き粉をやめてみた

あんまり自然派すぎるのも、不自然なのですが、
ちかごろ、歯磨き粉をやめてみました。

きっかけは、常在菌(ひとのからだにある菌)のことを考えると
必要ない、というお話を聞いたからです。
悪い菌だけ除菌はできず、いい菌も除菌されてしまうため、
常在菌のバランスが崩れてしまい、
その結果、虫歯や歯周病などを引き起こすことにもつながるのだとか。

まだ1週間弱なのですが、すでに変化が!

いままでは、夜、きちんと歯磨きしても、
フロスをしないで寝てしまうと、
朝起きたときに、口がくちゃい、というか、
ちょっとネバネバして、早く歯を磨きたい〜という気分でした。

ところが、歯磨き粉をやめたら、
朝起きたときに、口の臭いやねばつきが気にならないんです。

歯磨き粉はナチュラルなタイプを使っていたので
それほど悪いものではなかったはずですが、
やっぱり必要な常在菌(善玉菌)まで、洗い流してしまっていたのか?
あるいは、歯磨き粉をつけないと、歯がよく見えるので
きちんと磨けるからなのか?
ほんとうの理由はわからないのですが、いい感じです!

もしトライした方は、
一般的な歯磨き粉を使われている場合、
あわあわ、すっきり、の歯磨きに慣れてらっしゃるので
歯磨き粉をつけないなんて、気持ち悪いかもしれません。

なので、いったん、オーガニックな歯磨き粉を使って、
泡立ちや爽快感の少なさに慣れていただき、
それから歯磨き粉をやめることをおすすめします!

からだも石けん、髪も石けん、歯磨き粉はなし。

暮らしも持ち物もシンプルになって、気持ちも落ち着いてきた気がします。

ただ、冒頭にも書いたとおり、
あまりにも「自然」を追求すると、それがこだわりになって、
かえって窮屈になりますからね。
何事も、バランスが大切、と言い聞かせてもいます。

2017年5月14日日曜日

もうおねえさんじゃないみたい。

ゆうべ、地元の駅のバス乗り場で路線図を確認していたんです。
きょう、バスに乗る予定があったのですが
ふだん、バスには乗り馴れないので、ちょっと事前に見ておきたくて。

そうしたらね、
「おねえさん、おねえさん」
って、男性の声が聞こえてきました。
数回聞こえて、さらには、「なに見てるの? ねぇ、ねぇ」って
すぐそばまで来られて、さらには「おねえさんってば」って言われて、
ようやく、わたしに声をかけているのだと気づきました。

いやぁ、驚きました。
わたしったら、いつのころからか、自分が
おねえさん、と男性から声をかけられる対象だと
思わなくなっていたことに気づいて、びっくりしたんです。

しかもね、バス乗り場の表示板は、煌煌と灯りがついていて、
男性に顔を見られないよう、すぐに下を向いて
足早に立ち去ったですよ。
それもびっくり。
わたしったら、おねえさんじゃないって、バレたくない、と
とっさに思ったのだと思う。

さらに少し時間が経って……
もしかして後ろ姿、つまり服装が
おねえさんだったのかしら、と思ったら
それもなんだかちょっと恥ずかしかったの。

美魔女とかアンチエイジングとか、そういうの
全然興味がないどころか、
むしろ、アンチ・アンチエイジング派(笑)で、
年相応がいちばん、と思ってきました。
いまでもそう思ってると思ってる。

だから、自分をおねえさんだと思わなくなっていても
当たり前。
それなのに、そのことに気づいて、ちょっとびっくりしたのは、
どういうことなんだろう。
わたしはまだおねえさんなのに、勝手に自分をおねえさんじゃない、って
決めつけていたことにショックを受けた、ということ?
なんか、ちょっと自分で勝手に諦めちゃってる感じがして、
そのことに落ち込んだのかしらん?
ということは、年齢を重ねておねえさんじゃなくなることは、
諦めに相当する、ということなの?
でもそれって、ちょっと違うと思いたい、と思ってきたはず。

とはいえさ、たとえばもしも、「ねぇ、ねぇ、おばさん」って男性に
呼びかけられたら、やっぱりちょっとショックだと思うの。

なんか、ややこしいけれど、
自分の見た目、それから自分が思う自分の呼び名、
そして、そうありたい自分、これがマッチしてくるといいのか?
諦めるとかじゃなくて、なにかいい具合に、
すっと年齢を重ねていく自分を受け入れて、
認められて、自分は自分、というふうに、なれればいいのだけれど。

2017年5月12日金曜日

恋って、どこにでも落ちてるのね。

マルセイユに行く際、いろんなひとから
「いいひと、見つかるといいねぇ」と言われておりました。

我が家に泊まったフランス人も、
わざわざ独身男性に、マルセイユのアパートの鍵の受け渡しを
頼んでくれたり。
階下のアーティストにごはんに連れてってくれ、と
話してくれたり。

ところが、ですよ。
鍵を渡してくれた男性は
見た感じ、とーっても年上!!
あとから聞いたら、わたしより数個しか上じゃなかったらしいのですが。
しかも、日本が好きだと言うから、
いつでも来たらいいのに、と言ったら
「ぼくは生涯にわたって貧しいから、日本には行けないんだよ」と言われてしまい、
べつに貧しくてもいいのだけれど、
なんて言ったらいいのでしょうか。
ときめくタイミングを失ってしまいました。

階下のアーティストも、
ベジタリアンだから、豆腐とネギの蒸したやつをごちそうしてくれたものの、
わたしは家を出てすぐにピザを食べに行く始末で、
食事の好みが合わないと、ね。

そんなわけで、3週間弱の滞在中、
恋の予感、ゼロ。
まったく、だれからも色目を使われることもなく
わたしもキュンとせずに過ごしたのでした。

でね、帰りの飛行機。
イスタンブール経由だったので
成田行きの飛行機のゲートで待っていたときのこと。
向かいに若い男性と、若いと普通の中間くらいの女性が
座っていました。

男性は、学生さんかな、と思うような雰囲気で、
女性は、ツインテールでキュンとつりあがったアイライナー、
厚底靴というスタイルで、
アニメが好きなのかな、という雰囲気。
要は、ちょっとださいな、と思った。

そのふたり、いつの間にか、会話をはじめたんです。
どちらから話しかけたのか、何がきっかけだったのか
わからないのだけれど、
とにかくお互いにネイティブじゃない英語で
音楽の趣味がどうやら合うらしく、
話している。

そして、日本ではどこに滞在するの?
とか、
じゃあ、大阪で会おうよ、などと盛り上がり
連絡先を交換。
そのあと飛行機に乗り込むときまで、
あれこれ、盛り上がっておりましたです。

それで気づきましたよ。
わたしはこんなところ(トランジットの空港)で
恋が芽生えるなんて思ってもいないから、
髪もぼさぼさ、メイクもせず、めがね。
服もラクなだぼさぼスタイル。

そして、その若い男性のことも、
女性のことも、批判的なまなざしというか、
なんかださいな、みたいに思っていたことも大反省。

恋ってね、どんなときもきちんと身繕いして、
だれのことも批判的な目で見ないこころの有り様が
大事なんじゃないかな、と思いました。

2017年5月10日水曜日

タジン鍋に亀裂! からの……

マルセイユから大事に大事に持って返って来た
かわいい柄のタジン鍋。
すごく丁寧に梱包し、かさばるのを我慢。






















このあいだ友人があそびに来てくれたので
喜び勇んで、タジン鍋、使ってみたのです。
レシピは適当。
好きな野菜を切って、
タジンと言えば、塩レモンよね、でも塩レモンないから
レモン!
くらい適当。

ところがです。調理中、ピシッと音が。
むむ?
でもって、チリチリチリチリッて
吹きこぼれの音が。

ちいさい鍋に欲張って具を入れたから、
吹きこぼれたかしらん、と見てみたら、
なんと、亀裂が入っているではありませんか!!

右上の亀裂。見えるでしょうか。





















調理がほとんど済んでいたのが幸いです。
友人が来て、さんざん笑って、
食べてみたら、まぁ美味しい。

でも亀裂が入っていたのではどうしようもない、と
ポイすることに決めて、
twitterでつぶやいたところ……
お料理教室の先生が教えてくれましたー。

現地のひとにとっては消耗品だけれど、
焼きの甘い陶器だから、
水に浸してから、使うのだと。

がーん。知らなかったよ。
土鍋はおかゆを炊いてから、とか言うじゃないですか。
そこまで面倒ではないけれど
下処理が必要なのでした。

でもね、これまた賢い先生のアドバイスが。
フタは使えるから、合うサイズの浅い鍋と使いなさい、と。

合うサイズの浅い鍋がなかったので
試しにフライパンで使ってみました。

タジン鍋より、量も入れられた気が。





















あのね、仕上がりはタジン鍋より
ジューシーさに欠けるものの、
ほぼほぼ同じくらい、美味しくできました。

無水調理はストウブでもできるから、
今度ストウブでもやってみるつもり。

かわいい、という以上の良さが発見できなければ、
フタともバイバイすることになるかもしれません……。

うわーん、無知って、やっぱり悲しいですね。
でも水に浸すなんて考えてもしなかったら仕方ない。
次に活かすことにしますー。

2017年4月27日木曜日

マルセイユのゴミ事情

家を交換するにあたって、ひとつ面倒だな、と思っていたのが
ゴミ捨てでした。
ホテルなどの宿泊施設でしたら、
いつだってゴミ箱に入れておけば、
きれいに片付けてくれます。

でも家だと、捨てる種類や曜日が決まっていたりして、
帰国する日に、ゴミが家に残ってしまうのが、
すごく嫌だったんです。

でも杞憂でした。

お迎えに来てくれたニコラさんに、
ゴミの捨て方を聞くと、
全部いっしょくたにして、いつ捨ててもいいのだと。

曜日は決まっていないの?
分類は?

と聞くと、決まっているけれど
集める側が、全部いっしょくたに集めるから
捨てるほうも、全部いっしょくたでいいし、
夜の19時半以降に捨ててくれ、と
言われているけれど、
別に昼間すてたところで、だれも何も言わない。

だいいち、2週間ほど続いたストライキがようやく終わったところで、
ついこのあいだまで、ゴミがほら、あふれていたんだから、と。

窓から下をのぞくと、
道路に大きな茶色や緑色のゴミ箱が設置してあって
そこに、ぽいって捨てればいい。
空いてるやつに、入れればいいから、って。

ふぅ。
これにはひと安心。

そして生活がはじまると、なおのこと、よかったぁ、と思いました。

なぜって?
トイレがね、流れがとーっても悪くて、
トイレットペーパーが流せなかったんです。
アジアだとそういう国ありますけどね。
フランスも建物が古いから、
(ゆうに100年超え)
配水管も日本のようにはいかないのですね。
トイレットペーパーも日本のようには
質がよくないというか、ごわごわの厚厚で。

仕方なく、用を足してトイレットペーパーを使ったら
袋に入れて捨てに行く、というのを
くり返しておりました。

フランスでも都市によっては、ゴミ事情変わるかもしれませんが、
マルセイユは道路にゴミが溢れているのもよく見ましたし、
漁っているひとも、よく見かけました。

2017年4月26日水曜日

フランスの街歩きについて

むかし、まだインターネットのなかったころは、
ガイドブックを数冊もち、ツーリストインフォメーションでも地図をもらって
ぐるぐる回しながら、街を歩いたものです。

いまでは、スマートフォンさえあれば、
グーグル・マップ様のおかげで、地図いらず、ですよね。

インターネットにつながっていなくても
オフラインでも使えるようにダウンロードしておくことによって、
地図が開けますし、自分の位置もわかるので、街歩きにとても役立ちます。

グーグル・マップ、オフライン、ダウンロード
などで検索して、ダウンロード法がくわしく紹介されているサイトを
ぜひご覧ください。

ただし注意事項としまして……
マルセイユでは、最新版のiPhoneをもちながら歩いていたりすると、
かっぱらわれるよ、と現地在住の日本人からもフランス人からも言われました。。。
電話をかけながら歩いていて、かっぱらわれ、
手首を骨折した知人がいるよ、と。

そんなことを聞いていたので、おちおちグーグル・マップを見ながら
歩くこともできず、すごーく警戒しながらでしたので
地図はできるだけ頭のなかに入れて、行動することになりました。

どうしても、自分の位置がわからなくなったり
目的地まであとどのくらいか知りたいときだけ、
さっとバッグからとりだして、さっと見て、すぐにしまう。
そんな感じでした。

もちろん、テーブルの上に置きっぱなしなんて、
盗んでちょうだい、と言っているようなものなので、要注意です。

もっと田舎は、のんびりしているので
パリやマルセイユなどの大都市限定だとは思いますが、
ひとが多いところは、どろぼうも多い、
そしてさっと盗まれる以外に、手にもっていても
かっぱらいに遭うこともある、と心得ておくと良さそうです。

2017年4月25日火曜日

フランスの鉄道について

マルセイユから無事に帰国いたしました。

忘れないうちに、これからフランス旅行を考えてらっしゃる方に
ちょこっと情報共有です。

まずは鉄道から。

今回は、マルセイユとパリ往復でTGVを
パリでは地下鉄を、
そのほかの街ではTERを、
マルセイユでは、メトロやバスも利用しました。

切符の買い方は、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
http://sjp.hateblo.jp/entry/France-railway

基本的には自動券売機で、英語モードにして買えば
問題ないと思います。
さすが観光大国だけあって、全くフランス語ができなくても
券の購入も、乗り換えもちっとも難しくありません。

ちいさな駅では、これじゃないタイプの券売機で英語モードを選べず、
さらには駅員もいなかったので、少々焦りましたが、大丈夫でした。

ロクブリュヌ・カップ・マルタンの駅の券売機。丸いのを回して、選択するタイプでした。


チケットは、普通列車でも時間をちゃんと選んで買うのですが
その時間の電車に乗れなくて、つぎの電車になってしまったときも、
問題ありませんでした。

ちなみに、時刻表はSNCFのアプリで見ていました。
http://www.sncf.com/en/passengers

これでTGVや普通列車のチケットが買えるのですが
日本発行のクレジットカードでは買えないらしく、
実際、わたしも入力を進めても、最後ではじかれる、という目に遭いました。
結局、Rail Europeの日本語サイトでTGVのみ、事前にチケットを購入。
1500円ほど手数料がとられるのが悔しいのですが、
TGVは時間が迫れば迫るほど、高くなるらしいので
旅の予定が早く決まっている方は、お早めに。

さて、切符を買ったら、黄色い打刻機で時刻を刻印しますが、
(TGVのe-チケットは打刻不要)
切符を買うだけで、けっこうなハードルなので
打刻、つい忘れがちです。
していないと検札が回って来たときに罰金がとられる、という話ですが、
これもわたしはだいじょうぶでした。
旅行者っぽかったからか、それともその駅員さんが大目に見てくれたのか……。

フランスはすごく遅れるから、と聞いていたので、
念のため、念のため、で早め早めに行動しましたが、
運が良かったのか、せいぜい5分程度の遅れでした。
あんまり早く着きすぎちゃって、1時間くらいぼーっと待つ羽目にもなったので
つぎにフランスに行くとしたら、それほど早めの行動はとらないと思います。

乗り換え時の注意事項としては、
「フランスの乗り換え、トリッキーすぎっ!」をお読みくださいませ。
このとき以外は、ちっとも難しくなかったです。


2017年4月20日木曜日

最後までお買い物♡

マルセイユ滞在16日目。

1日ゆっくりできるのは、きょうが最後。
朝からおしえてもらったビオ・マルシェへ。
マルセイユのビオ・マルシェは水曜日の午前中に、
Cours  Julien という、こじゃれたカフェが並ぶ
広場で開催されます。

平日の午前中ですから、
若いひとよりも、リタイアしたっぽい年配の方と、
ちいさなお子さんを連れたおかあさんが中心。


ビオ・マルシェで買ったもの。
やっぱりチーズはフレッシュタイプより
熟成したタイプのほうが好きかも。
























いろいろ細かく書いてあるけれど
よく読めないし、意味もわからないので
とりあえず前に並んでいるひとが買ったものと同じものを買う、という戦術で(笑)。
あしたにはもう帰国の途につく、というのに
激安のひつじややぎのフレッシュなチーズを
たくさん買い込んでしまいました。
あぁ、水曜日にマルセイユにいなかったのだから仕方ないけれど
もっと早くに来ておいて、果物を買いたかった。
そしてジャムをつくりたかった。
でももう時間がないので、仕方なく、ジャムをお買い上げ。
あと教えてもらったハチミツ屋さんで、
ハチミツとハンドクリーム、おばあちゃんへのお土産に
プロポリスののどスプレーも。
免疫を高めてくれますからね。

ハチミツは、1種類しかなかったから
それを求め、あとで翻訳アプリで見てみたら
クリ。
うーむ、クリのハチミツって、けっこうクセがあるんですよね。
香ばしすぎる、というか。まぁ、はっきり言うと、苦い。
でも食べてびっくり。
そう、買ってさっそく、お昼にシェーブルのフレッシュチーズと
食べたのですが、いままで食べたクリのハチミツは
なんだったんだ! と思うくらい、苦みがまったくなくて、
ふわーんと花の香りもある感じ。
知人いわく、いままで食べたハチミツの中でいちばん美味しくて
何瓶も消費している、というのが、よくわかりました。

お昼ごはんを食べたあとは、最後のパトロール。
アフリカの布をもう少し買いたかったのだけれど、
何軒か回っても、好きな模様を見つけられず。
いや、たぶんあるのよ。いい模様が。
でも見づらいの、とっても。
棚にぎゅっと押し込まれていて、
アフリカの布しか置いていないお店は
だいたい、仕立屋も兼ねているから、狭いし。
あとフランス語がね、もっと達者でこういう模様がほしい、と
ちゃんと言えれば、出してくれるのだろうけれど。

マルセイユはイスラム系とアフリカ系の移民の方が多くて、
まだ仕立てた服を着る文化が残っているみたい。
イスラム系の生地屋さんはたーくさんあるし、
アフリカ系の生地屋さんも、ちらほら。
お店の片隅では、女性たちがカタログに見入って
なにやら話していたりして、なんだかいいな、と思ったのでした。

次回来るまでの課題がまたひとつ、できました。

そして最後の竿儀のパトロールとして
おしゃれなMaison Empereur へ。
ここ、マルセイユにしかないのかしら?
パリや東京にないとしたら、そんなのヘン!と思うくらい
すべてがかわいく、素敵なんです。

ここでフランス製手編みのカゴをゲット。
うーむ、もうカードは使わない、と思っていたのに
ついうっかり、使ってしまいました。
でも色といい、大きさといい、良かったんですー。
買わないと、後悔する! という感じ。
それを持ったまま、ケーキを買いに行きましたら
まぁ、持ちやすいこと。
かごって、あけびのかごとかならともかく、
置いておくもので、外に持ち歩くものじゃない、と
思っていましたが、つくりがいいと、ちがうみたい。
ひじのところに見事にフィットして、水平も保てて、
マルシェ用ってこういうことねっ! と納得。

カゴ! 最高!





















それから残りのお土産を調達して、
いまは荷造りの真っ最中です。
日本に帰ったら、お仕事どうしようかなぁ、とか
そろそろ不安が首をもたげてきておりますが(笑)、
しばらくは戦利品を食べたり眺めたりしながら、
ゆっくりしたいなぁ、と思っています。

結局マルセイユでは、ケーキを6つも食べました。


2017年4月19日水曜日

おそろしい蚤の市のあと、コルビュジェでほっ!

マルセイユ滞在15日目。

もう少し買い付けがしたくて、
いろいろ調べたところ、
Marche aux Puces de Marseille
という名前(マルセイユ蚤の市)の
大きな建物があり、
ここには40店ほどのアンティーク店がある模様。

うーむ。
悩んだんです。
こちらではアンティークというと、
大型の家具などが多かったりして
露天みたいな感じじゃないと
持って帰れる大きさのものが少ない。

でももう少し買い付けしたい。

うーむ。
もうひとつ気がかりだったのが治安です。
マルセイユは治安が悪いと、
ずいぶん言われてから、こちらに来ました。
ほかの街に暮らすフランス人からも
だいじょうぶ? とやけに心配されたり。

おかげさまで、怖い思いをせずにここまでこられましたが、
それもこれも、なんだかんだ言って
港に近い、観光地にいるから。

でも郊外となると、話は別です。

悩んで、朝もぐずぐずしていたけれど、
結局、買い付けしたい気持ちが勝り、行くことに!

こういうとき、google mapさまさまですね。
行きたい先までの行き方を教えてくれるのですもの。
家からは、いちばん近いメトロ駅近くのバス停から
20分ほどで到着するらしい。
揺られること、30分くらいかかったかな。
Oddo Butineuse
がいちばん近いバス停なのに、なぜか間違えて
ひとつ手前で降りてしまい……。

あのね、やっぱり雰囲気としては、怖かったです。
なーんにもないの。
お店もなんにも。
古ぼけた(って、フランスだから、ぜんぶ古いのだけれど)
団地みたいなのと、道路。
それだけ。
ひとがいない、というだけで、ちょっと怖い思いをしますね。やっぱり。

で、蚤の市は、うーむ。
隔絶された上野のアメ横みたいで、
アンティーク部門は、やっぱり大きな家具が中心で
土日は120店ほどブロカントのお店も出るみたいだけど
きょうは火曜日ですから、ひとがだれもいなくて。

さっさとそこを出て、
いったんうちに帰り、あー、疲れた、などと
文句を言いながら、お昼ごはん。
なんか、気を張っていたせいか、ほんとうに疲れた。

そして、面倒くさかったけれど
コルビュジェのユニテ・ダビタシオン(シテ・ラデューズ)へ。
知人に、
行ってくるよ! 写真、楽しみにしててね!
なんて言ってしまった手前ね。

地下鉄とバスを乗り継いで、
ル・コルビュジェというバス停で降りて目の前!


どーんと目の前に。
50年以上前に建てられたとは思えないほど
おしゃれ。
























ここは、行ってよかったです。

かつては低所得者向けの団地だったそうですが、
現在は、高級住宅。
同じ郊外でも、蚤の市とはまったく違い、怖くない(笑)。
緑が多くて、そういえば、マルセイユで芝生の緑って
見てないなぁ、とか思ったり。
ゆっくり息ができる空間。

建物内は、玄関と3階のお店スペース、
それからテラスが見学できます。
お店スペースはスーパー、本屋、郵便局、レストラン
と本来はあるようですが、スーパーは工事中。
本屋さんで、かつて編集担当していた絵本作家さんのフランス語訳の
絵本を見つけたり、とこれまたうれしいことも。

50年以上経っても、まったくもって古びず、現役。
すっきりと美しく、この旅ではコルビュジェ巡りをしたようなものだけれど、
コルビュジェ、恐るべし! とリスペクトの念を新たにいたしました。
金・土は申し込みをすれば
ガイド付きツアーで中も見られるようです。

外観にも内観にも、あちこちに素敵なニュアンスが。





















何度も言いますが、夜が長いのよ。明るくて。
だからもう少しあそびたいのだけれど、
旅の疲れはMAXです。胃の疲れも。

午後2時過ぎには、港のほうに戻って来て、
アフリカの布や、
疲れをとるハーブティーをハーブ薬局で購入したり。
知人おすすめのケーキ屋さんでケーキを買い求め、
早々と家に引き上げて参りました。

このふたつ、とーっても美味しかった。
2つとも、いっぺんに食べてしまった。






















さて、帰国はあさっての午前の便です。
マルセイユをたのしめるのも、あした1日のみ。
あしたはビオ・マルシェへ行く予定です。

そろそろ旅の疲れが……

マルセイユ滞在14日目。

リル・シュル・ラ・ソルグでの疲れがどっと出て
ごろごろ。
少し荷造りしてごろごろ。
ぐっすり夕寝。
あわてて夕ごはんの買い出しに。

夜は眠れなくなって、2時ころまでごろごろ。

2017年4月17日月曜日

アンティークの街、リル・シュル・ラ・ソルグで大興奮!

マルセイユ滞在13日目。

乗り換えに失敗し、落ち込みながらも
Miramas で1時間半待機。
9時前には駅のカフェがあいたので
そこで朝食をとったり
おじいさんの優しさに触れたりしながら
さっそくリル・シュル・ラ・ソルグへ!

今度は間違わないように
同じ番線に違う電車が停まらないことも
電光掲示板で確認し、
さらには、乗るひとに行き先を確認!

そして着きました。

イースター中ということで
いつも以上に、盛大な骨董市。

運河沿い、そして
ミュニシパル・ゴーディエ公園内でも
テントを張ったお店がたくさん。


広々とした公園内に多数のアンティーク店が。


この日はミストラルと言われる
強い風が吹き、テントはゆらゆら揺れるし、
モノは飛ぶし、すべてが砂だらけのじゃりじゃりでしたが
もうサングラスも外して、
それはそれは熱心に、品定め。


お昼に食べたパエリア。砂だらけ。





















5時間以上、ずーっと歩き回って
とーってもいいお買い物ができました。

フランスでアンティークというと
大型の家具屋さんも多くて、
素敵なものがたくさん。
でも持って帰れないですからね。
陶器やアクセサリーを中心に選びました。
むかしあれほど見かけたカフェオレボウルを
まったく見なかったのは、
ここ何年か、日本人が買い漁った結果でしょうか。

フランス語を習いはじめて
はじめてのアンティークマーケット。
これは何?
どう使うの?
いつのもの?
など、簡単ではありますが
フランス語ができるのとできないのとでは、
これはいいっ!という自分自身の感覚への
信頼感がちがうものだなぁ、と
フランス語を習いはじめた過去の自分を
またまたほめてあげました。

肩が抜けるかと思うくらい
たくさん買ったつもりでしたが、
帰って来て広げてみると、そうでもなかったですね。

でも、かわいいモノはたくさんあっても
ほんとうに欲しいっ!と思うものはそれほどありません。
買える範囲で、欲しいと思えるものは
買えたかな、という印象。
それでも、もっと買ってくればよかった、とも(笑)。

今回の旅で買い付けたかわいこちゃんたちは
クラヌーラトゥーのショップサイトで
販売予定です。

フランスの乗り換え、トリッキーすぎっ! 

マルセイユ滞在13日目。

この旅の最大の目的のひとつ、
アンティークマーケットに行くため、
朝7時に家を出て、リル・シュル・ラ・ソルグに向かいました。

マルセイユからまっすぐ行ける電車もありましたが
それですと、到着が10時半くらい。
アンティークマーケットは9時頃からはじまりますから、
9時前には到着して、カフェなどで待機して、
はじまった瞬間から、ぐわーっとお買い物するぞ! と気合いを入れていたんです。

まずはマルセイユからMiramas へ。
よく、フランスの鉄道は遅れる、って聞いていたのですが、
わたしが滞在中は、運がいいのか、
ほとんど遅れることなく、しっかり運行しています。

乗り換え時間が20分ほどありましたら、
余裕で、つぎの電車へ。
フランスでは、切符売り場付近にある電光掲示板で
自分の乗りたい電車が停まるプラットフォームを確認し、
そちらに向かいます。

voieと書いてあるのが、何番線、という意味で、
voie Dとあったので、D番線へ。
そしてD番線でも、電光掲示板が出ていて、
この番線から出る電車の行き先が表示されています。

年のためチェックして、
よしよし、大丈夫、と車内へ。

入ったとたん、すぐ近くに乗っていたおじさんが、
大きな声で話しかけてきたんです。
(やだ、酔っぱらい?)
と思って、フランス語は全くわかりません、という顔をして
ちがう車両に乗ったのですが、
そのおじさん、ついてきちゃいました。

それで、
自分の名前は◯◯だ、
Portなんとかに住んでいる、
きみはどこから来たの? 
かわいいねぇ、
マルセイユには行った?
すごくいい街だよ、
などと話しかけてきては、
へぇ〜い、とハイタッチしたがるんです。

車両にはほかに誰もおらず、
ひとをね、見た目で判断してはいけないと言うし、
たしかにそれが正しい態度だとは思うのだけれど……。
身なりもあんまりよくなくて、
歯が汚くて、
やたらボディタッチしてくる。
知らない国で、そういうひとを避けたいと思うのは
それが女性のひとり旅ならば、
そしてその日に限って、
アンティークマーケットに行くため、
けっこうな大金を持っていたら
仕方ないですよね。

あんまり失礼な態度をとって、
怒らせてもよくないし、
(いやだ、怖い)
と思いながら、
「フランス語は話せません」
と英語で、くり返しました。

それでもそのおじさん、めげずに
どこの国から来たの?
ベトナム? 中国? カンボジア?
あ、日本でしょ? 日本だっ!
自分はね、アルジェリアなんだ。
いい国だよ、今度行くといいよ。
と話しかけてくるんです。
そしてまた手を握ってくる。
冷たくて、かさかさした手でした。

そのとき、車内アナウンスが。
この電車の行き先は、とつぎつぎに駅名が
告げられるなかに、
マルセイユ・サン・シャルルがあるではありませんか!

えっ? とびっくりして、
目の前のおじさんに、
「つぎの停車駅は、どこ?」
と突然フランス語で訊きました。
おじさん、ちょっととまどいながら、
Istres、と。
なにっ? 行き先間違ってる!
うそぅ、そんなはずない、と思いながら
慌ててホームに降りて、駅員さんがいたので
チケットを見せながら、
この電車でいい?
と訊くと、
「ううん、ちがうよ。あっち」
言われた先を見ると、同じD番線に
もうひとつ電車が。

あわてて走ろうとしましたが、
「あぁ、行っちゃったねぇ〜」
と駅員さん。

そんなぁぁぁ、こんなことってある?
同じ番線に、向こう行きと、こっち行きの電車が
同じ時間に停まっていたのでした。
それにしても、ちゃんと電車近くの電光掲示板まで
確認したのに……。

「次の電車は、いつ?」
わたしのフランス語、ほんとうに拙いので
まったくもって失礼な感じで悪いのですが
携帯で調べてくれて、
つぎは1時間半後、と。

あーあ、もうっ、と
ジェスチャーと日本語で、
駅員さんはまったく悪くないのに、
嘆いてしまいました。

お礼も言わずに、待合室に向かったけれど
なんだか申し訳なかったな。

あのおじさんがいなかったら
あれ、おかしいな、と思っても
そのまま乗っちゃってたかも。
だって、その電車、わたしとあのおじさんしか
乗っていなかったんだもの。

ヘンなおじさんだったのかどうかも、わからない。
もしかしたら、ただ話したかっただけなのかも。
おじさんが住んでいるという
Portなんとかは、きっとPort de Boucで
Miramas からはマルセイユ方面に4つ戻った駅でした。

2017年4月16日日曜日

ル・トロネ修道院で、静かな時間

南フランスには、アルルのサン・トロフィーム教会や
エクス・アン・プロヴァンスのサン・ソヴール大聖堂の回廊をはじめ、
中世の中期、12世紀ころに建てられた、
ロマネスク様式の建築物が、けっこう残っている。

マルセイユに来る前に、
友人と編集している[ucauca]vol.2の取材でお世話になった
美術史家の金沢百枝さんの著書を拝読し、
ロマネスク様式の建築物が見てみたい! と強く思った。

中でも、コルビュジェがラ・トゥーレット修道院を
建築する際、多大な影響を受けたとして有名な
シトー派の修道院、ル・トロネに妙に惹かれた。


修道院への道。荘厳な雰囲気が漂う。






















バスでも行けるようだが、
エクス・アン・プロヴァンスからのエクスカーションツアーに参加。
なんとたった2名という贅沢なツアーだった。
同行者は、学生さんだったのかな、
コルビュジェの建築を追っていると言う。

ル・トロネ修道院は、シトー派の修道院。
装飾が極限まで排除され、入り口も窓もとてもちいさくて、
午前中の見学だっため、東からの光が淡く差し込む、
すべてが静かな空間だった。
1000年以上前のひとびとの息づかいまで
感じられるような、濃密な時間を過ごしました。

ル・トロネ修道院内の聖母子像。なんかかわいい。





















そのあとは、連れられるままに、
マグダラのマリアの聖骨が納められていると言われる
サン・マクシマン教会と、
マリアが晩年の30年、隠士生活を送ったと言われる
ラ・サント・ボームの洞窟へ。


洞窟へ向かう途中のキリスト像。





















こういうとき、もっとちゃんとキリスト教について
学んでおけば良かった、といつも思う。
絵画を見るにも、建築物を訪れるにも、
ヨーロッパを旅するときに、キリスト教の知識があるのとないのとでは、
感じられる幅が、違うのではないだろうか。

どちらも、敬虔な念が湧いて来たような気がしつつ、
実際には、森林浴気分の山登りがきついけれど
気持ち良かったな、という感想くらいしか持てずに、もどかしい。

洞窟内では、きちんとお祈りしているひとや
涙を流しているひとまでいた。

さて、あしたはこの旅いちばんの目的、
リル・シュル・ラ・ソルグで骨董探し。
ちょうどイースターの時期にあたり
フェア期間らしい。
きょう、ざっと鉄道の時刻を調べていたら、
ストライクをしていた!
あしたは、ちゃんと動いてくれるといいけれど……。

サン・マクシマン教会前のビストロでいただいた
ババ・オ・ラム。
とーっても美味しいお店でした。

2017年4月15日土曜日

コクトーの結婚の間に、うっとり

マルセイユ滞在11日目。

さて、マルセイユに戻るには4時間ほど
かかるので、マントンで1泊。
思っていたより、すぐに堪能できてしまったので
ロクブリュヌやマントンが
こんな感じ、と知っていたら、
ホテルはとらずにマルセイユに戻っていたことでしょう。

でもこの日は、1泊を予定していて良かった。
市庁舎にあるコクトーの結婚の間が、
なぜか、見られず。
理由をフランス語で話されるので、ちっともわからなかったのですが
とにかく明日来い、明日は見られる、と言うので
翌朝、8時半のオープンに合わせて再訪できたのは
1泊したおかげ!

市庁舎そばのカフェで朝食をとりましたら、
bioのコーヒーを出してくれるお店で、
クロワッサンとエスプレッソで2.5ユーロ!
安いし、美味しいし、雰囲気も素敵で、
こういうところが自宅近くにもあったら、毎日通ってしまいますね。


皮はパリッ、中はふわぁ〜。最高においしかった!






















さて、ジャン・コクトーの結婚の間の見学は、
朝8時半という時間のせいか、ひとり。
堪能。
日本語の解説もかけてくれて、
ようく内容がわかりました。

ここはね、ほんとうに1泊してでも見て正解。
というか、見なくちゃだめ。
なんでしょうね。この南の気候がそうさせるのか、
ちょっと原始的な雰囲気もありつつ、
エキゾチックな感じと、洗練と、
不思議さと明るさ、暗さが、
絶妙なバランスで調和している。
素晴らしい空間に身を浸すことができて、とても幸せな時間でした。


ハッピー一辺倒ではない、結婚の間。





















マントンからマルセイユに戻る途中には
モナコもニースもカンヌもサントロペもあるけれど、
なんだか疲れてしまって……。
当たり前ですよね。毎日出歩いていれば、
東京でも疲れます。
それが異国なんですもの。

明日からはまた旅のハイライトがふたつ待っているので
まっすぐマルセイユに戻って13時。
知人へのお土産を買ったり、
自炊をしたりしてのんびり。

そうそう、今回の滞在は自炊ができて、ほんとうに助かっています。
やっぱり量はさることながら、油の量もすごいですし、
どうしても外食先では野菜が不足しちゃうんですよね。
それをbio c'bonでオーガニック野菜をどっちゃり仕入れ、
スープにして、というのが、マルセイユ滞在での夜の定番となっています。

ある日の夕ごはん。ホタテとフェンネルのソテーとスープ。
バターがね、美味しいのっ! これはボルディエです。


マントンにて、コクトー、ビーチ、イタリアン

マルセイユ滞在10日目。

ロクブリュヌ・カップ・マルタンは
コルビュジェ以外、なにもなくて、
すぐにマントンへ電車で移動。数分です。

マントンはイタリアとの国境近くで
レモンで有名なんだとか。


マントンから帰っていただいたレモンジャム。
もっと買ってくればよかった! の美味しさ。
トラディショナルな甘いジャムです。
























それからもうひとつ、
ジャン・コクトーはマストです。

海沿いに立つ、ジャン・コクトー美術館は
ジプシーがメインテーマの展示だったようで
ユニークな作品群が、これでもか、と豪華に。

要塞美術館のほうは、
コクトーの美意識が細部にわたって感じられました。
「恋人たち」シリーズの陽気で妖艶な作品群は
マントンの強い日射しならでは、といった雰囲気。


まさに要塞。ここにはコクトーのちいさな素敵な作品群が。























街はね、もうイタリアです。
ピッツァリアとトラットリアばかりで、
フランス語とイタリア語、半々くらいの感じ。

ビーチが素晴らしくて、かなりゆっくりしてしまいました。
あぁ、やっぱり水着を持ってくれば良かった、とここでも。

旧市街もアンティーブ同様、こじんまりとしていて
でもどこかエキゾチックな雰囲気も。
コート・ダジュール地方に残る
もっとも美しいバロック建築の街並が残る、とガイドブック。

青い空と、オークル色というか、薄いレンガ色やピンク、
黄色のパステルカラーの家々。


どこを切り取っても、かわいらしい街並。






















正直なところ、観光地で、いかにもなレストランの食事の味って、
値段のわりにたかが知れているではありませんか。
でも夜が長いんですよ。
21時くらいまで明るいから、
早くにホテルに引き上げちゃうと、なんだかもったいない。
かといって、外は日が暮れはじめると
風は強いし、寒いっ!
だから、ついね。
お目当てのレストランは19時からしか
夜の営業をスタートしないことがわかり、
海の見えるイタリアンレストランで夜ごはんを
いただきました。味は、ね。
デザートのティラミスは美味しかったです。

海の見えるレストランも、
ひとりでは、ね。