(うかうかと読みます)の表紙は
縁あって、フランス人アーティストのイリス・デ・ムイさんに
描いていただいている。
彼女はエルメスなんかの仕事もするアーティストなのだけれど、
同世代ということもあるのか、わたしたちのリトルプレスに共感してくれて
手伝ってくれているのだ。
そんなわけで、ちょっくらパリに行って来た。
やっぱりパリはいいなぁ、と思う。
とくにお天気のいい季節は。
カフェでお茶をしているにぎわいも
木々の緑も。
今回のパリの収穫は
ル・マルシェ・デ・ザンファン・ルージュそばの本屋と
とってもかわいい女性のアクセサリー。
ささっと買い物を済まし、
予約してくれたお店へ。
vol.2の相談という名目で、おいしいタルタルステーキをごちそうになり
2号目のテーマでもあるエイジングについて
フランスと日本の違いや、共通点など、
興味深い話ができたのだった。
彼女は京都で暮らしていたことがあるから、
日本についてもよく知っていて、
そんな話ができるというわけ。
わたしはタルタル・ステーキを。 イリスさんはホワイトアスパラとホタテ。 |
そういえば、何が食べたい? と聞かれて
ステーキフリットと答えたわたしに、彼女は頭を悩ませたらしい。
おフランスでは、ステーキフリットはトラディショナルではあるけれど
シックじゃないらしく、シックな彼女はどちらかというと
野菜のほうが好きだから。
わたしも日本では肉なんてあんまり食べないけれど
パリは美味しいからさ、と言い訳してみたり。
マレ地区にほど近い店だったけれど
買い物にも観光にもかつてほどの情熱がないので
会合のあとはボン・マルシェにほどちかい
シャンテ・リーブルというお気に入りの本屋をゆっくり見て回り、
近くの教会で奇跡のメダルを求めたのだった。
わたしには奇跡が必要だけれど、
意外とどんな奇跡を必要としているのか、
明確なイメージって持てないものではないですか。
それがはっきりすると、もっと人生がいい感じになる気がしているのですが。
シャンテ・リーブルは子どもの本の専門店。 |
夕方から電車でヴェルノンへ。
ヴェルノンはモネの家で有名なジヴェルニーという村の最寄り駅です。
ここでは、ちょっとしたトラブルが。
つづく。
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