2017年4月10日月曜日

やっぱりパリが好き

元同僚とつくっているリトルプレス[ucauca]
(うかうかと読みます)の表紙は
縁あって、フランス人アーティストのイリス・デ・ムイさんに
描いていただいている。
彼女はエルメスなんかの仕事もするアーティストなのだけれど、
同世代ということもあるのか、わたしたちのリトルプレスに共感してくれて
手伝ってくれているのだ。

そんなわけで、ちょっくらパリに行って来た。
やっぱりパリはいいなぁ、と思う。
とくにお天気のいい季節は。
カフェでお茶をしているにぎわいも
木々の緑も。

今回のパリの収穫は
ル・マルシェ・デ・ザンファン・ルージュそばの本屋と
とってもかわいい女性のアクセサリー。
ささっと買い物を済まし、
予約してくれたお店へ。

vol.2の相談という名目で、おいしいタルタルステーキをごちそうになり
2号目のテーマでもあるエイジングについて
フランスと日本の違いや、共通点など、
興味深い話ができたのだった。
彼女は京都で暮らしていたことがあるから、
日本についてもよく知っていて、
そんな話ができるというわけ。



わたしはタルタル・ステーキを。
イリスさんはホワイトアスパラとホタテ。



そういえば、何が食べたい? と聞かれて
ステーキフリットと答えたわたしに、彼女は頭を悩ませたらしい。
おフランスでは、ステーキフリットはトラディショナルではあるけれど
シックじゃないらしく、シックな彼女はどちらかというと
野菜のほうが好きだから。
わたしも日本では肉なんてあんまり食べないけれど
パリは美味しいからさ、と言い訳してみたり。

マレ地区にほど近い店だったけれど
買い物にも観光にもかつてほどの情熱がないので
会合のあとはボン・マルシェにほどちかい
シャンテ・リーブルというお気に入りの本屋をゆっくり見て回り、
近くの教会で奇跡のメダルを求めたのだった。
わたしには奇跡が必要だけれど、
意外とどんな奇跡を必要としているのか、
明確なイメージって持てないものではないですか。
それがはっきりすると、もっと人生がいい感じになる気がしているのですが。


シャンテ・リーブルは子どもの本の専門店。
















夕方から電車でヴェルノンへ。
ヴェルノンはモネの家で有名なジヴェルニーという村の最寄り駅です。
ここでは、ちょっとしたトラブルが。
つづく。


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