2017年4月15日土曜日

コクトーの結婚の間に、うっとり

マルセイユ滞在11日目。

さて、マルセイユに戻るには4時間ほど
かかるので、マントンで1泊。
思っていたより、すぐに堪能できてしまったので
ロクブリュヌやマントンが
こんな感じ、と知っていたら、
ホテルはとらずにマルセイユに戻っていたことでしょう。

でもこの日は、1泊を予定していて良かった。
市庁舎にあるコクトーの結婚の間が、
なぜか、見られず。
理由をフランス語で話されるので、ちっともわからなかったのですが
とにかく明日来い、明日は見られる、と言うので
翌朝、8時半のオープンに合わせて再訪できたのは
1泊したおかげ!

市庁舎そばのカフェで朝食をとりましたら、
bioのコーヒーを出してくれるお店で、
クロワッサンとエスプレッソで2.5ユーロ!
安いし、美味しいし、雰囲気も素敵で、
こういうところが自宅近くにもあったら、毎日通ってしまいますね。


皮はパリッ、中はふわぁ〜。最高においしかった!






















さて、ジャン・コクトーの結婚の間の見学は、
朝8時半という時間のせいか、ひとり。
堪能。
日本語の解説もかけてくれて、
ようく内容がわかりました。

ここはね、ほんとうに1泊してでも見て正解。
というか、見なくちゃだめ。
なんでしょうね。この南の気候がそうさせるのか、
ちょっと原始的な雰囲気もありつつ、
エキゾチックな感じと、洗練と、
不思議さと明るさ、暗さが、
絶妙なバランスで調和している。
素晴らしい空間に身を浸すことができて、とても幸せな時間でした。


ハッピー一辺倒ではない、結婚の間。





















マントンからマルセイユに戻る途中には
モナコもニースもカンヌもサントロペもあるけれど、
なんだか疲れてしまって……。
当たり前ですよね。毎日出歩いていれば、
東京でも疲れます。
それが異国なんですもの。

明日からはまた旅のハイライトがふたつ待っているので
まっすぐマルセイユに戻って13時。
知人へのお土産を買ったり、
自炊をしたりしてのんびり。

そうそう、今回の滞在は自炊ができて、ほんとうに助かっています。
やっぱり量はさることながら、油の量もすごいですし、
どうしても外食先では野菜が不足しちゃうんですよね。
それをbio c'bonでオーガニック野菜をどっちゃり仕入れ、
スープにして、というのが、マルセイユ滞在での夜の定番となっています。

ある日の夕ごはん。ホタテとフェンネルのソテーとスープ。
バターがね、美味しいのっ! これはボルディエです。


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