2017年4月12日水曜日

フランス人アーティストとランチ

マルセイユ滞在8日目。
ようやく追いつきました。

さて、きのう約束したランチが1時から。
それまで、明日からの旅行の準備をしたり
お洗濯をしたり、とのんびり過ごしました。

じつは、東京のわがやのエアコンが壊れた、と連絡が。

寒いならば、予備のオイルヒーターがあるので
それを使ってもらえればいいのですが、
リウマチを患っているため、除湿したいと言うのです。

そのことは家を交換することが決まったときから
言われていたので、動作確認もしてからこちらへ来たのに
どうしたことでしょう。

とはいえ、エアコンを修理するには時間がかかるし、
除湿器をamazonでポチ。
翌日には届くのですから、つい利用してしまいます。
フランスでもamazonは翌日に届くのでしょうか。

階下の方に受け取りや設置をお願いして……
といったあれこれを、きのう、きょうと対応したため、
それもあって、ちょっと疲れ気味……。

午前中、ゆっくりできたのは良かったです。

そして1時。
食べに行くのかと思っていたので
それなりの準備をしておりると、なんと食事をつくって待っていてくれました!

わざわざごはんを炊いてくれていて、
黒い、長いお米で、ぷちぷちした歯触りがとてもおいしかったです。
あとは蒸したポワローと焼いたお豆腐。

あのね、お誘いくださったのは
ブノワさんっていう画家さんなんですが、
ベジタリアンなんですって。
だから、とーってもヘルシーな
自分でつくるよりも脂っ気のないランチ。
ポワローっていうんですかね、フランスのネギを蒸したのと、
豆腐を焼いたの、それから黒いお米をわざわざ炊いてくれて。
美味しかったんです。
美味しかったのだけれど、
あまりにもさーっぱりしていて、
家を出たあと、すぐにピザを食べてしまいました。

さて、いっしょにアトリエを使っている、ラノゥさんと
マルセイユの美味しいレストランへ行くといい場所なども
手書きで教えてくれたのですが、
クスクスとかピザとか、ベトナム料理とか……。
あれれ? マルセイユと言えば、魚じゃないの?
と訊くと、
マルセイユで魚の美味しいお店を探すのは難しいんだ。
港はないから、魚はよそから来るんだよ、と。
え、でも港あるでしょ? とさらに訊くと
あれはヨットハーバーだよ。少しくらい魚もあるけど、
漁港じゃないからね、とのこと。
ほんまかいな。
マルセイユといえば、ブイヤベース。
ブイヤベースと言えば、魚。
漁師町。と思ったいたのに、どうやら現地のひとからすると、違うようです。

そしておふたりや、アトリエの
きょうはヴァカンスでいないひとたちの作品などをゆっくり拝見。

ほら、日本でも子どもたちは春休みがありますでしょう?
でもおとなは、ないじゃないですか。
でもフランスは大人も休んで、ヴァカンスに出かけるんですって。
いいなぁ!

3時半過ぎ、英語がぼやーっとして
ちっとも頭に入らなくなって、
見せてもらっている作品への感想も、すご〜いと日本語で言うようになってしまい、
おいとまいたしました。

ちょっと疲れていたけれど、もったいない精神がむくむくと起き出し、
がんばって、観光へ。

プチトランで山の上にある聖堂へ。
静かな時間を過ごして、下界へ戻って来たのでした。


ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ大聖堂。
荘厳な雰囲気。中には、海にまつわる絵がたくさん。






















夜はホワイトアスパラとアーティチョークという
春にフランスに来たらいつでも食べたい大好物をアイオリソースでいただき、
残っていたケーキも。


ホワイトアスパラガスはとても固いので、
すごくたくさん皮をむいてからいただきます。






















あしたからハードな、今回の旅の2大目的にくりだします!

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