迎えに来てくれたニコラさんに訊かれたけれど、
マルセイユに来たのは選んだからではなくて、
アリアンヌさんの家があるからだった。
3月末で会社を辞めるのだと知人に話したのは、去年の秋頃のこと。
そして年末、知人の友人でマルセイユ在住のフランス人が、
4月に東京に来るにあたり、
アパルトマンを交換してくれるひとを探しているのだけれど、どう?
とお声が。
行きます、行きます! 交換します!
と即答したものの、我が家には2匹の猫がいるし
なにせ、とーっても古い。
念のため、お正月休みが終わったころ、
知人にフランス人が泊まるに値するかどうかチェックしに来てもらい、
2月、3月はとにかく掃除がたいへんだった。
いままでひとを家に招いたことなどほとんどなく、
ましてや知らないひとを泊めるとあっては、
自分史上最高にお掃除しました。
我が家に泊まるのは、フランス人女性ふたり。
想像していた以上にチャーミングで、
ぼろさも気に入ってくれたよう。
(どれだけ古いかと言うと、お風呂がバランス釜なの)。
アパートのカギを東京で交換して
入れ違いに、イスタンブール経由でマルセイユへ。
明るい、とーっても明るい。
暖かいわ〜。東京の5月くらいの陽気で、
治安が悪いから日没後は外歩きしないように、
なんてガイドブックには書いてあったけれど、
日の入りが遅いから、かなり遅い時間まで出歩けそう。
会社勤めをしていたら、ちょっとできない
少し長めのバカンスを、さて、どう過ごそうか。
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