2017年4月15日土曜日

アンティーブで、ピカソに怒(笑)

マルセイユ滞在9日目。

ヴァロリスからアンティーブにバスで戻ります。
こういうとき、だいたい行きより帰りのほうが
早く感じますよね。

ブラブラと旧市街を歩きながら、
ここでも、ピカソ!
芸術家も早くに名声を得て、しかも長生きをすると、
こう世界中あちこちに美術館ができるというわけで、
あぁ、やっぱりうらやましい限り(笑)。


アンティーブの街並。レンガ色がきれい。





















ピカソはアンティーブで
グリマルディ城というお城をアトリエに、
スペースにとらわれずに、ダイナミックな作品を生み出し
ここで制作した作品の大部分を「永久貸与」したのだとか。
現在、ピカソ美術館として、「生きる喜び」をはじめ
多彩な作品が展示されています。

「生きる喜び」には、ひとだけでなく
動物たちも描かれていて、そうそう、生きる喜びって、
こういうんだよねっ! とハッピーなオーラに包まれ、
じんわりと感動。


すごく感動したけれど、写真やハガキでは伝えきれないエネルギー。





















この美術館、ジャクリーヌや子どもたちとの写真がたーくさん。
ピカソは何度も結婚し、最後の妻だったジャクリーヌは
けっきょくピカソ亡き後、自殺。
ひとのエネルギーを食って生きるアーティストめっ! と
かつての自分の恋愛が思い出され、沸々とピカソに怒りが湧いてきて
笑ってしまいました。

海をのぞむテラスがまた素敵で、のんびりと青い海と空の境目を眺め、
風に吹かれます。


いい時間を過ごした美術館のテラス。





















さて、アンティーブには翌日に備えて1泊の予定。
その前に、旧市街をよーく散策。
こういうところのお土産屋さんって、
エキゾチックなもの、わたしの目にはインド風のもの、
が、けっこうありますよね。
そしてwifiを使いたくて入ったカフェは
期せずしてbioの食材を使ったココナツクッキーが美味しくて
店員さんもイケメン!

気分がよかったせいもあったけれど、
アンティーブ、こじんまりとしていて、
少しのこじゃれたものと、田舎っぽい素朴さと、
けっこうこの街、好きになりました!

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